創花人・佐藤悦枝作品展「花野にたたずむ」
〜 風にゆれる葉、絡まり合う蔓、かわいい野の花... 〜
白い布をカットして、好きな色に染めて、コテで立体感を出して創っていく・・・。
摘んでしまうと数時間でしおれてしまう可憐な「野の花」 が主役です。
その弱々しい小さな花も、花びらが重なり合うほどたくさん 集まると、
たちまち大きなエネルギーを放ちはじめます。
それは小さな力で も数多く集まると大きな力になるのと同じように、
新たな魅力あふれる花々 となっていくのです。
繊細にささやかに咲く花々で、日本の風景を創ります。
風にゆれる葉、絡まり合う蔓、かわいい野の花... 私が思う花野の光景です。
1997年パリオートクチュール協会の「パリオートクチュールショー」創作花で参加。
2013年パリでの個展では、クチュール工房やオペラ座の職人たちからも多くの賛辞をいただきました。
創業1727年の歴史を持つ老舗工房、パリのモード界を支えるクチュリエ、ブリュノ・レジュロン氏にも学び、
今も交流を持ち、独自の世界感を表現する素晴らしい空間にお誘いしたいのです。
佐藤悦枝プロフィール
アートフラワー作家、ミモザグループ主宰
1963 アートフラワーと出会い、 “貴多美術造花”木村貴多子さんに師事
1970 オリジナルフラワー・ミモザグループを結成
第1回ミモザグループ展開催 以後、「花の小宇宙・リトルコスモス」「花の復活祭」 などのテーマでグループ展を重ねる
1996 初の個展 「花のきもの」 (神戸・がっれりあ馬皿)開催
第25回ブルーメール賞・ファッション部門受賞
KFM (神戸ファッションモデリスト)入会、 ファッションショーに出展。以後、多数回出展
1997 フランス・パリオートクチュール協会の 「パリオートクチュールショー」に創作花で参加
2000 パリのエコール・ルザージュで オートクチュールビーズ刺繍の技術を学ぶ。以後、毎年参加
2002 個展 「花のきもの」 (神戸・アートギャラリー10) 開催
2004 ひょうご女性未来会議「標賞」のティアラ制作。
以後、毎年制作 第29回こうべ芸文美術展ファッション部門に「シャル ウイダンス」上 以後、多数回出展
2005 個展「きよらかな花たち」 (神戸・元町画廊)開催
2006 個展「花のあそび」 (京都・ギャラリー山清堂)開催
2008 個展「花のティアラ」 (神戸・兵庫県民アートギャラリー)開催 平成 20 年度神戸市文化活動功労賞受賞
2012 芸術文化団体「半どんの会」現代芸術賞受賞、いってもループなど参加多数
2013 佐藤悦枝 創作50周年記念パリ展 「風に吹かれて」 (フランス、パリ・gallery Hayasaki)開催
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